プライドを捨てる必要はない、という話【プライドにもメリットはあります】

以前、こんなTweetをしました

 

 

プライドが高すぎてなんとなく素直になれないなど、

プライドとの付き合い方に悩んでいる方は、

少なくないのではないでしょうか

 

僕もプライドが邪魔をして素直に行動できず、

結果的に損をしてしまうことが多々ありました

 

こんなプライドなど捨ててしまいたいとさえ思いましたが、

この某CEOの言葉で、むしろもっと上手に付き合うことを

考えるべきなのだと気付かされました

 

プライドを捨てる必要はありません

プライドは無駄で邪魔なものだ、

捨てなければならない、と思ってしまうかもしれません

 

ですが、必ずしも捨てる必要はなく、

上手に付き合っていけばいいのです

 

詳しく説明していきます

 

プライドとは何なのか

そもそもプライドとは何なのでしょうか

日本語でいうと「自尊心」にあたりますが、

具体的にどのようなことをさすのでしょうか

 

これは人によって内容は違うはずなので、

「これだ」と言い切ることはできないでしょう

 

ただ、少なくとも共通して言えることは

「自分はこれができるはずだ」

「自分とはこういうものだ」

「自分はこうありたい」

という、自分の中で理想像とも近いメタ認知がある時、

それがプライドを生み出すのではないでしょうか

 

プライドの何が悪いのか

プライドそれ自体は悪いわけではありません

 

ただ、プライドと上手に付き合うことが出来ないと、

プライドが人生に悪影響を与えることがあります

 

理想像とのギャップを感じた時に、

そのギャップを受け入れないようにプライドが働いてしまうと、

本来すべき行動が出来なかったり、

いつも通りの行動が取れなかったりします

 

それが「プライドが邪魔をする」ということなのでしょう

 

何かすべき行動やしたいことをする間、

本来自分が目指している姿と異なる姿となることは、

往々にして起こり得ることでしょう

 

そのような姿に対してプライドが発する「違和感」を、

そのまま受け止めてしまったら、その行動を取ることができず、

プライドにのせいで機会損失をしてしまいます

 

プライドを野放しにして、

プライドが自発的に働くのをよしとしてしまうからこそ、

プライドが悪さをしてしまうのです

 

悪いのはプライドそのものではなく、

プライドと上手に付き合う方法を知らないことなのです

 

プライドとの付き合い方

それでは、上手なプライドとの付き合い方とはなんでしょうか

 

それは、2つのステップに分かれます

 

  1. 自分がどこにプライドを持っているのかを知る
  2. プライドがどこに活かせるのかを知る

 

まず、自分のプライドがどのような性質を持っているのか、

を知ることが大切です

 

自分をまず知らなければ、

自分がどのように行動すればいいのかを考えることが出来ません

 

自分がどんな原体験を元に、どんな理想像のメタ認知をして、

どうありたい、というプライドを持っているのか、

それを考えることがファーストステップです

 

プライドの性質が分かったら、

次はそのプライドの性質と相性のよいジャンルを知るステップです

 

プライドを生み出す自分の中の理想像へと近づくために、

もしくは維持するために、何をすれば良いのか、

という方向に発想を転換するのです

 

プライドには強烈な理想像が内包されています

 

理想像と現状とのギャップを感じた時、

そのギャップから目を背けるのではなく、

何とかしてそのギャップを埋めよう、

という方向に目を向けることはできれば、

強力なパワーとなります

 

まさにプライドはエンジンにもなり得るのです

 

プライドを持っているあなたは素晴らしい

プライドはエンジンとなり、

大きなパワーを生み出すことができる、

という話をしました

 

記事の書き出しとしては

一般的にはプライドは悪いものとされていて、

それとどう付き合うか、というようなストーリーでした

 

ただ、そもそも邪魔になるほどの強烈なプライドは、

実はとても貴重なものなのです

 

そこまで強い理想を抱くほどの高い意識がある、

という時点で、大きな可能性を秘めているのです

 

プライドがあること自体に自信を持って、

どう付き合ってどう活かしていくのか、

その戦略さえ立てることができれば、

あなたの人生は成功したも同然です