仕事で失敗する部下のコミュニケーションの取り方3選

仕事で失敗する部下のコミュニケーションの取り方3選

仕事ではコミュニケーションを適切にとることが大事

 

そんなのは当たり前のことですよね

 

ただ、部下として働いている方々にとっては、

コミュニケーションは上司起点で行われていて、

自分のコミュニケーションの取り方について

深く考えたことのある人は少ないのではないでしょうか

 

僕はあまりコミュニケーションをとるのは

得意な方ではないので、

コミュニケーション不足が原因の失敗を

何度か経験してきました

 

今回は、僕の失敗経験も踏まえて、

仕事で失敗に繋がる部下のコミュニケーションの取り方を

ご紹介していこうと思います

 

あなたもきっとやってしまっていることがあると思います

 

仕事で失敗する部下のコミュニケーションの取り方3選

仕事で失敗する部下のコミュニケーションの取り方3選

どのようなコミュニケーションの取り方が、

仕事での失敗に繋がるのでしょうか

 

今回は、3つに絞ってお伝えします

 

  1. 自分の理解を伝えない
  2. 目標を共有しない
  3. 雑談をしない

 

です

1つずつ説明していきます

 

1. 自分の理解を伝えない

上司とのミーティングで、

上司からの指示が下ることがよくあると思います

 

しかし、それに

「はい、分かりました」

とだけ答えてはいけません

これほど無責任な台詞はありません

 

もしお互いの考えていることが一致していなかった場合、

その場で確認しておけば済んだはずのことが

後になってようやく分かり、

取り返しのつかないほどの時間を浪費してしまうことに

繋がる危険があります

 

僕も、上司とのコミュニケーション不足により、

求められているアウトプットと異なるものを提示してしまい、

半日を無駄にしてしまったことがあります

 

上司もある程度は部下の理解に合わせて伝えるはずですが、

所詮は他人同士のため、考えを正確に伝えることは

とても難しいことです

 

もちろんお互いの理解を確認し合い、

時間をかけてじっくりコミュニケーションを取れば、

かなり正確な意思疎通ができるでしょう

 

しかし、常に締め切りのある仕事において、

そのようなコミュニケーションは現実的ではありません

 

部下の積極的な働きかけによる、

素早く正確な意思疎通こそが必要となってきます

 

するべきこととしては、

上司に仕事に関して何かを伝えられたら、

部下はその場で上司の意図を解釈し、

実際にどのようにアクションを起こすかを考えます

 

そして、その具体的なアクション内容と

ポイントだと捉えたことについて、

上司にその場で共有します

 

もし理解の相違があればその場で訂正されますし、

先を考えて整理して伝えることで、

自分自身の頭の整理にもつながります

 

2. 目標を共有しない

1.の失敗を回避し、何をやるかが明確になっても、

上司とその場で目標を共有していなければ、

アウトプットが上司の求めるものとは

異なってしまう危険性があります

 

たとえ進むべき方向が上司と共有できていたとしても、

その仕事の到達点が共有されていなければ、

途中で方向がそれてしまう可能性がありますし、

何より到達スピードが明らかに遅くなります

 

「何をするのか」だけを共有するのではなく、

「何を目指しているのか」を共有することで、

「何をしないのか」を明確にすることができます

 

仕事は全てを完璧に網羅的にこなすことが

必ずしも正解というわけではありません

 

むしろ、やる必要のないことを極力やらず、

やるべきことだけを最短距離でこなすことが、

大切になってきます

 

だからこそ上司とのコミュニケーションでは、

目標を共有し、ゴールを明確にすることで、

するべきこととするべきでないこと分けるのです

 

3. 雑談をしない

この見出しを見てびっくりした方もいるかもしれません 

「さっき仕事は時間をかけてやっていられない」

と書いたばかりじゃないか!…と

 

確かに、仕事は締め切りがありますし、

何よりサラリーマンであれば

その時間に対して給料が発生しているため、

時間を無駄にして過ごすわけにはいきません

 

しかし、雑談は必要です

 

何も馬鹿話をして時間を潰せ、というわけではありません

お互いの趣味嗜好や仕事への価値観、

何が得意で何が苦手なのか、ということを共有することで、

どのようにすればパフォーマンスが最大化されるのか、

ということを共有することができるのです

 

確かにその雑談分の時間自体は価値を生み出してはいません

しかし、雑談を通して理解し合ったことにより、

後々の成果が最大化されるはずです

 

一種の投資とも言えるのではないでしょうか

 

仕事で実践するべき部下のコミュニケーションの仕方

仕事で実践するべき部下のコミュニケーションの仕方

今回は、仕事で失敗してしまう部下の

コミュニケーションの取り方として、

  1. 自分の理解を伝えない
  2. 目標を共有しない
  3. 雑談をしない

を取り上げ、解説しました

 

この記事を読んでいる皆さんも、

どれか一つはやってしまっていることが

あったのではないでしょうか

 

逆に、実践すべきコミュニケーションの取り方は、

やめるべきコミュニケーション法の裏返しです

 

各項目の説明で軽く触れましたが、

より詳細な内容はまた記事にしようと思います

思考が行き詰まった時の対処法【結論:問いを立てましょう】

思考が行き詰まった時の対処法【結論:問いを立てましょう】

仕事や研究、アイディアを出す時など、

思考が行き詰まってこれ以上どうしようもない!

となってしまったことはないでしょうか

 

もしくは、そのような状態に今まさになっていて、

助けを求めてこの記事に辿り着いたのではないでしょうか

 

今回は、そのような時の対処法について、

記事にしてみました

 

思考が行き詰まった時の対処法【結論:問いを立てましょう】

思考が行き詰まってしまった時、

結論から言いますと、「問いを立てる」ということが

行き詰まった状態を抜け出す第一歩です

 

どういうことなのか、詳しく説明していきます

 

何故あなたは行き詰まっているのか

まず、そもそもあなたは何故行き詰まっているのでしょうか

 

行き詰まるということは、既に沢山考えて色々なことを試して、

もはや打つ手なし、どうしようもない!という状態のはずです

 

ただ、どんな物事にも突破口はあるものです

 

行き詰まっていて目の前の壁の先に何も道がないように見えても、

もしかしたら一箇所を押せば道が開けるかもしれないし、

横に移動したらその壁の裏に簡単に回り込めるかもしれないし、

後ろを振り向いたら新しい道が出来ているかもしれない

なんなら梯子を持ってきて上から見たら一発かもしれない

 

つまり、行き詰まっているという状態は、

進むべき道を見つけられていない、というだけなのです

 

あなたが行き詰まってしまうのは、

マクロな視点で自分の迷い込んだ迷路を捉えることができず、

本当に進むべき道に気がつけなくなってしまっているからです

 

でも、それも仕方ないことです

沢山考えて、頑張って動いて、それでも道が見えなかったら、

頭がヒートアップしてしまい、

この先どう動いたらいいかなんて分からなくなってしまいますよね

 

だからこそ、行き詰まった時の対処法をテクニカルに習得し、

自動的に新しい道を見つけられるようになっておけば、

行き詰まる度に新たな道を見つけて、

もはや行き詰まることなく進んでいくことができるでしょう

 

「問い」を立てることで打開策を見つける

それでは、テクニカルな対処法とはどのようなものでしょうか

 

それは、記事タイトルにもある通り、

「問い」を立てることです

 

行き詰まったと感じている時、

人間の脳はパンク状態です

 

もはやどうしたらいいのかなんて、

自分の頭で考えることは不可能に近いでしょう

 

しかし、そこで「問い」を立てることで、

自動的に次の道を探すことができます

 

何故なら、人間の脳は「問い」を立てられたら、

その答えを探す行動をするように出来ているからです

 

ですから、行き詰まったら「問い」を立てることに

頭のリソースを割いてみることで、先へと進むことができます

 

「問い」を立てることは、

行き詰まるまでの頭の使い方とは根本的に異なるため、

リフレッシュになり、それ自体もストレスを減らしてくれます

 

また、サクサクと次へ進む感覚のおかげで、

ストレスフリーに仕事や研究を行うことができます

 

「問い」の立て方

それでは、具体的にどのように「問い」を

立てればよいのでしょうか

 

それは、以下の3ステップからなります

 

  1. 構造化して違和感を探す 
  2. トップダウンボトムアップの考え方
  3. 既に捨てた選択肢をもう一度見直す

 

この3ステップを順番に行っていくことで、

きっと次への道筋を見出すことが出来るはずです

 

以下、1つずつ説明していきます

 

1. 構造化して違和感を探す

まずは、行き詰まるまでに自分の中にたまった知見を、

整理して構造化することから始めます

 

切り口を設定して自分の頭の中の情報を仕分けし、

構造化することで、抜け漏れていた視点や、

論理の通らない部分等が明らかになってくるはずです

 

つまり、この場合の「問い」の立て方は、

足りない部分は何か、ということです

 

この「問い」を立てようと構造化する過程で、

自動的に頭が整理され、

勝手に何か思い浮かぶこともあるでしょう

 

その場合は「問い」に固執することなく、

その本能の呼びかけのようなものに頼ってみるのも、

いい選択肢だと思います

 

「問い」を立てるというのは、

結局はそのような閃きをテクニカルに得るための、

ツールでしかないのですから

 

2. トップダウンボトムアップの考え方

構造化して「問い」を立てても、

それでもまだ新たな道が開けないこともあるでしょう

 

その場合は、自分のそれまでのアプローチを、

意識的に逆にしてみることもよい「問い」の立て方です

 

例えば、理詰めで順番に辿っていくアプローチから、

離れたところの具体例を一つ拾い上げ、

そこから戻ってくるアプローチへ

 

もしくは、具体例から抽象化するアプローチから、

抽象化された内容を展開して新しい切り口を生み、

そこから具体化していくアプローチへ

 

辿る順番が逆になっているのが

よく分かるかと思います

 

具体と抽象の切替え、

と言うと分かりやすいかもしれません

 

3. 既に捨てた選択肢をもう一度見直す

構造化し、逆のアプローチを試してみても、

まだ道が開けない場合は、

過去を振り返ることも大切です

 

行き詰まるまでの思考の過程で、

切り捨ててきた選択肢が沢山あったはずです

 

それらはその当時の基準では切られるべきものでしたが、

そこから時間が経ち、また基準が変わったかもしれません

 

つまり、この場合の「問い」の立て方は、

捨てたものの中に宝はないか、

というものです

 

時間が経つことで、魅力的になった選択肢が

見つかるかもしれませんし、

過去に思考を飛ばすことで、

簡単に頭を切り替えて使うことが出来ます

何故なら、既に一度通過した地点なのですから

 

まとめ

今回は、行き詰まってしまった時、

「問い」を立てることで強制的に頭を切り替え、

自動的に先に進むことが出来る、という内容でした

 

「問い」の立て方は

  1. 構造化して違和感を探す 
  2. トップダウンボトムアップの考え方
  3. 既に捨てた選択肢をもう一度見直す

の3つで、これを順にこなしていけば、

きっと何か打開策に繋がるはずです

 

ちなみに、「煮詰まる」と「行き詰まる」は実は真逆の意味です

文化庁によると「充分に議論されて結論を出す段階」が、

「煮詰まる」だそうです

 

よく「煮詰まる」が「行き詰まる」と同じ意味として

誤用されているので、ご注意ください!

ITベンチャーで内定者バイトを1ヶ月やって気がついたことと変化

ITベンチャーで内定者バイトを1ヶ月やって気がついたことと変化

こんにちは、阿久津尚貴です!

 

普段は名乗らないのですが、今回は僕自身の話なので、

名乗ってみました

 

詳細な自己紹介はこちらをご覧ください 

akutsunaoki.hatenablog.com

 

さて、この自己紹介の記事にもある通り、

僕は今内定先のITベンチャーで内定者バイトをしています

 

今日でちょうど1ヶ月となったので、

その振り返りと来月への決意表明も兼ねて、

記事にしてみようと思います

 

ITベンチャーで内定者バイトを1ヶ月やって気がついたことと変化

僕は内定者バイトを1ヶ月間しましたが、

毎日していたわけではありません

 

研究活動の合間に、

週16時間ほどリモートでバイトをしていました

 

新卒5年目の優秀な社員さんの下につき、

割り振られた業務をこなす形でした

 

内定者バイトを通して気がついたこと

①意識しないと簡単に作業者になってしまう

 

僕は内定者バイトの立場で、

大きな権限のようなものはありません

 

基本的にはある程度僕に任せる仕事の内容を絞り、

方針が概ね決まった上で仕事が割り振られます

 

ですから、今自分がプロジェクト全体の

どの段階を担当しているのか、

ということを意識しなければ、

簡単にただの作業者に成り下がり、

目的としているビジネス戦闘力には結びつきません

全体感を持って取り組むことが必要だと気がつきました 

akutsunaoki.hatenablog.com

 

②答えを作る仕事では、頭の使い方がこれまでと違う

 

僕はこれまで答えの決まったフィールドにばかりいました

受験勉強はボスも攻略法も武器も全部明かされたゲームです

 

ですが僕のやっている業務に正解はありません

どちらかというと、答えを作る仕事です

 

今まであまりしてこなかった頭の使い方をするので、

なかなか成果をすぐに出すことは難しかったです

 

これは、普段やっている研究でも培ってきていたはずですが、

賃金が絡むわけではないのでどうしても本気度や責任が違い、

仕事に活かせるほどのものは持っていないことに気がつきました

 

答えのない仕事の中で最も大切な頭の使い方は、

「自ら問いを立てる」

というものです

 

これにようやく気がつきました

 

③自己マネジメントが大切

 

仕事をするためには、その労働者の身体が資本です

 

労働者が自分の身体と時間を投下して、

ようやく価値を生み出すことができるのであれば、

その身体を管理することはとても大切です

 

僕は食事から見直しました

akutsunaoki.hatenablog.com

 

また、やる気やモチベーションのコントロールも大切で、

働いている時間に対して給料が発生してしまうからこそ、

決められた時間でいかに充分なパフォーマンスを発揮できるか、

というのはとても考えさせられました

 

内定者バイトを通して変わったこと

①全体感を意識するようになってきた

 

今受け持っている仕事がプロジェクト全体に対して

どのような役割を担うのか

 

そして、今こなしている作業が

自分に割り当てられた仕事のうち、

どの段階にあたるのか

 

これを完全ではないものの意識出来るようになってきていて、

ゴールへと辿り着く最短ルートの法則が、

もうすぐで見つかりそうです

 

②煮詰まった時の頭の使い方を知った

 

「問いを立てる」

という頭の使い方を知ることで、

徐々に答えのない仕事に答えを出せるように

なってきました

 

ただ、これはまだ「知った」段階であり、

使いこなして圧倒的な成果を出すには至っていません

 

③世の中の見方が変わってきた

 

これが僕としては最も嬉しい変化です

 

僕は前々から

「こんなビジネスあったら面白いな」

と思ったことはメモするようにしているのですが、

最近そのメモの内容の解像度が上がってきました

 

世界のトレンドとも言えるビジネスに触れることで、

世の中をビジネス目線で見ることが出来るようになってきて、

自分のアイディアにもそれらが取り込まれてきました

 

ここからさらに変化していくのが楽しみです

 

身につけられなかったこと

①コミュニケーションスキル

 

フルリモートで業務を行っているため、

コミュニケーションは1人の上長としか行いません

 

また、上長への報告時も基本画面の資料を見ながら行うため、

対面コミュニケーションというよりは音声コミュニケーションです

 

また、伝えるべきポイントを絞って明快な伝達を行う、

という伝え方としてのコミュニケーションも、

意識的に改善することができませんでした

 

②圧倒的スピード感

 

1人で業務しているため比較対象がいなくてわかりづらいのですが、

僕自身はあまりスピード感を感じられてはいません

 

この不安を上長に伝えてみたところ、

「いや全然遅くないというか、むしろ速いくらい」

とは言われました

 

ですが、「速い」と即答させなければ意味がない

 

僕のレベルは明らかにそこにはないのです

 

③包括的な業界知識

 

これが1番の反省点かもしれないですね

 

業務に関する自発的なインプットという、

社会人であれば当たり前にこなしていることを、

僕はできていなかったです

 

だからこそ、業界に対する包括的な知識が手に入らず、

またそれ故業務効率も下がってしまっていました

 

来月の目標

①頭の使い方を磨く

 

せっかく「問いを立てる」というアプローチから、

スジのいい頭の使い方を知れたので、

今度はそれを実際に使いこなせるレベルまで

磨いていきたいです

 

②コミュニケーションの取り方を考える

 

雑談を適切に振ってみたり、

報告の形式や喋り方を考える時間を取ったり、

意識的に変革していこうと思います

 

③業務時間外を有効活用する

 

業務で得た学びは積極的にアウトプットするように

しているのですが、

業務自体もアウトプットの場にしていきたいですね

 

業務時間外にインプットを自発的に行い、

それを実際の業務に活かす

 

さらに、業務内容の整理を、簡単に業務時間外に行う

 

これで、効率的に業務に取り組めるはずです

挫折の乗り越え方を知っておくのは就活以外でも大切

挫折の乗り越え方を知っておくのは就活以外でも大切

皆さんは挫折をしたことはありますか

僕は挫折と呼べるほどの大きな挫折はしたことがありません

それなのになんだこの記事のタイトルは、

したこともないのに偉そうに、とお思いでしょうか

 

…おっしゃる通りです笑

 

ただ、そんな僕だからこそ書けることがあります、

挫折経験を手に入れようと躍起になっている僕だからこそ

 

今回は、そんな立ち位置から考える、

挫折の乗り越え方を持っておくべきだ、

というお話をしようと思います

 

具体的な乗り越え方についてはまた別記事をご参考ください

 

挫折の乗り越え方を知っておくのは就活以外でも大切

人生の中での挫折経験について振り返る機会は、

ほとんどの人にとっては就活くらいなのではないでしょうか

 

ですが、挫折にぶちあたること自体は、

その先の人生でも必ずあるはずです

 

意識高く生きている人であれば、

それも一度や二度ではないはずです

 

そんな時に挫折の乗り越え方を予め知っていなければ、

乗り越えられるものも乗り越えられません

 

だからこそ、挫折の乗り越え方は予め知っておくべきなのです

 

人生で挫折にぶちあたっとき、諦めないために

人生で大きな挫折に遭遇したとき、

もし挫折の乗り越え方を知らなければ、

そのまま折れてしまいます

 

折れて別の道に進んで、

そちらで本当にやりたいことが見つかるならば、

それはそれでいいのかもしれません

 

でも、もし逃げようとしたその挫折経験が、

人生で成し遂げたい夢の途中なのであれば、

諦めてはいけません

 

きっと後悔します

 

僕はやりたいと思って始めたことが

少しうまくいかなくなったら逃げて他のことをして、

ということを繰り返し、

気がついたら人生で挫折というほどの経験もしていないし、

かといって何も成し遂げていない、

つまらなく悲しい人間になってしまいました

 

とても後悔しています

 

ちなみに僕は今この状態から脱しようと挑戦しているところで、

いずれボロボロになりながらも輝かしい姿をお見せできるでしょう

 

何故諦めてはいけないのか

それでは、そもそも何故挫折したときにそこから逃げて、

諦めてしまってはいけないのでしょうか

 

結論、勿体無いからです

 

いや、なんじゃそりゃ、薄っ、と思いましたかね

僕もです

 

でも、これには2つの意味があって、

 

  • その挫折を乗り越えたら成功できたかもしれない
  • 失敗したとしても人間力は上がったはず

 

という意味で勿体無いと思っているのです

 

挫折をしたときは、

「きっともうこれ以上何もできない」

「先が見えない」

「何回やったって同じだ」

と思ってしまうかもしれません

 

しかし、その挫折が実は最後の大きな壁で、

そこを乗り越えさえすれば、

あとは成功の道へと繋がっていたかもしれません

 

ラ・ラ・ランド」という映画で、

ヒロインのミアが大きな挫折をしたとき、

折れてしまい夢を諦めかけていました

 

しかし、その挫折を乗り越えることで、

夢へと大きく近づくことができたのです

akutsunaoki.hatenablog.com

 

また、世の中そう上手くいくわけでもないし、

現実的な選択肢をとらなきゃいけない、

と考える人もいることでしょう

 

ごもっともです

 

しかし、だからといって、

挫折からすぐに逃げていいわけではありません

 

挫折を乗り越えようと向き合い、奮闘し試行錯誤していく、

その過程にこそ意味があるのです

 

挫折をどう乗り越えるのか、ということについて

正しいアプローチを用いて取り組み、

自分で考えて行動した結果として、

 

  • 自分の得意なこと
  • 自分の苦手なこと
  • 上手くいく方法
  • 上手くいかない方法
  • 自分が本当に望んでいること
  • 本当は望んでいなかったこと

 

等が、きっと明らかになるはずです

 

その経験はきっと他のことに取り組む時や、

次挫折に出会った時に役立つはずです

 

そんな人間力を鍛える機会である挫折は、

なかなか巡り合えるものではありません

 

その挫折は、それまでにどれだけの労力を注いできて、

ようやく手に入れた機会なのでしょうか

 

そんなありがたい経験にちゃんと向き合わないのは、

どう考えても勿体無いです

 

もちろん、就活にも役立ちます

今まで、人生の中のあらゆる場面での挫折について触れてきました

 

ですが、当然これは就活にも使うことができます

 

単純に就活で話すネタとして、

普段の生活で出会った挫折経験に対して

挫折の乗り越え方を適用していけば良いですし、

就活そのものにおいても大切な考え方です

 

あなたは何故その第一志望企業・業界を志すのですか?

 

きっと何かしらの夢や憧れを抱いたのではないでしょうか

 

社会に貢献したい、人と接したい、お金が欲しい、

海外で働きたい、自由な時間が欲しい、モテたい…

 

など、それぞれが何かを求めて会社を選んでいるはずです

 

ですが、就活を進めていく中で、

「ここは難しそうだからやめておこう…」

「前上手くいかなかったからもう面接は無理だ…」

という気持ちになり、逃げてしまいたくなることもあるでしょう

 

そんな時に、挫折から逃げずに乗り越える考え方を持っていれば、

あと少し頑張れば達成できたはずの夢の舞台を、

みすみす逃すこともありません

 

大転職時代とはいえ、就活は一生物の買い物です

新卒でどこに入るかはとても大事な選択だと思っています

 

挫折にどう対処するのか、

ということをしっかりと考えておき、

納得感のある就活ができるといいですね

 

挫折はどう乗り越えたらいいのか

それでは、実際挫折はどのようの乗り越えていけば

よいのでしょうか

 

それについては、また後日記事にする予定です

挫折や失敗を乗り越えるのが怖い人が読むべき記事【ラ・ラ・ランドから学ぶ】

挫折や失敗を乗り越えるのが怖い人が読むべき記事

挫折経験や大きな失敗をして落ち込んだ時、

「もうこりごりだ」という気持ちになって、

その挫折を乗り越えるのが怖くなることがあると思います

 

そんな時のマインドの持ち方について、

映画「ラ・ラ・ランド」から学んだことがあるので、

記事にしてみようと思います

 

挫折や失敗を乗り越えるのが怖い人が読むべき記事【ラ・ラ・ランドから学ぶ】

今回は導入なしでいきなりコンテンツに入ります

 

僕の「ラ・ラ・ランド」の感想・解釈

先日、人生で3度目の「ラ・ラ・ランド」を

Amazon Prime Videoで観たのですが、

3回とも全く違った受け取り方をしました

 

以下、若干ネタバレを含むため、

まだ観ていないという方はスクロールして

次の見出しの8行上まで進んでください

 

1回目は3年前、彼女と別れて日が浅いときに、

女友達と男友達と観に行きました

単純に恋愛っていいなあ、またしたい、と思いました

その女友達とは若干いい感じだったので、

なんとなく青春を味わっていました

 

2回目は1年前、シンガポールへと向かう飛行機の中で観ました

1回目に一緒に観た女の子とは別の人と付き合っていたので、

当時の思い出や映画自体を懐かしく思っていました

 

そして3回目の今回はアマプラで、

また別の女の子と一緒に観ました(もちろんオンラインで)

僕も彼女も夢への挑戦と挫折という経験をし、

その過去を共有し応援する関係であったため、

今回は「夢・挑戦・挫折・成功」といった部分に、

最も共感しながら観ることとなりました

 

中盤、ヒロインのミアが一人芝居で思うように集客できず

酷評も耳に入り酷く落ち込み実家に帰りますが、

そこにヒーローのセブが良い知らせを持ってきます

一人芝居を観た映画のキャスティング担当が、

ミアの一人芝居を気に入り、

オーディションへの招待を出してきた、というのです

 

しかしミアは一人芝居の失敗から立ち直れず、

「どうせまた失敗する、もう充分だ」

と、弱気な言葉を吐きます

 

しかしセブは叱り、「君には才能がある」

「翌朝必ず迎えに来る」と伝えます

 

そしてミアはオーディションに合格し、

トップ女優への道を駆け上っていくのでした

 

僕はこのストーリーから、

 

  • 夢は叶うまで挑戦し続ければ必ず叶う
  • 夢を応援してくれる人を近くに置くべき

 

という、夢の実現に関する2つのことを学びました

 

ミアは何度も挑戦しては失敗し、

そして最後の最後でついに大成功を収めたのです

その成功のためには、夢を理解して実現を信じて応援し、

挫けそうになったときに引っ張り上げてくれた、

セブの存在が欠かせませんでした

 

挫折を乗り越えることへの恐怖心はどこから来るのか

ミアは大きな挫折経験から挫けそうになり、

夢を諦めてしまうほど、

次なる挑戦をして挫折を乗り越えることに対して

恐怖心を抱いてしまいました

 

なぜミアはこれまで頑張ってこれたのに、

今回限りは挫折を乗り越えられなくなったのでしょうか

 

それは、自分を信じられなくなってしまったからでは

ないでしょうか

 

それまではオーディションに落ちはするものの、

自分の夢への憧れの方が強く、

実現を信じて挑戦し続けることができました

 

しかし今回ばかりは直接的な批判、

彼氏のセブとのすれ違い、

といったあまりに大きすぎる精神的苦痛から

自分を信じることができなくなり、

挑戦を諦めかけたのではないでしょうか

 

挫折を乗り越えるためには自分を信じることが大切で、

その気持ちを失うと挫折を乗り越えることへの

恐怖心が芽生えてしまうのですね

 

挫折を乗り越えることへの恐怖心にどう対処すべきか

それでは、挫折を乗り越えることへの恐怖心には、

どのように対処していけばよいのでしょうか

 

  • 自分を信じてくれる人に気持ちを正直に話す
  • 何故夢を抱いて挑戦していたのかを思い出す

 

この2つが重要になってくるのではないでしょうか

 

自分に自信を持てなくなって挫けそうな時、

自分の夢を信じて応援してくれている人に

素直に気持ちを打ち明けることができたら、

きっとその人はあなたを励ましてくれます

 

他人の言葉は自分の心の中での自分の言葉よりも

多くの回数、速い速度で繰り返されるそうです

 

ですから、失ってしまった自信を

三者の言葉で取り戻すことができれば、

再び挑戦する勇気が湧いてくるはずです

 

そして、自分が何故挑戦してきたのか、

という原体験を思い出すことで、

もう一度夢を描いた時のワクワクを

思い出すことができるはずです

 

そして、その当時と比べると挫折を経験した分

少なからず自分が成長していることに気がつくでしょう

 

自信を取り戻し、成長を実感することで、

挫折を乗り越える恐怖心を克服し、

再び挑戦することができるようになるはずです

 

挫折を味わっただけでも素晴らしい!

挫折は確かに怖いです

 

「自分は何の価値もないんじゃないか」

「何であの人に出来て自分には出来ないんだ」

「こんなことをしても無駄だ」

 

と、ネガティブになってしまいがちです

 

しかし、挫折を経験した時点で既にあなたは

レベルアップしているのです

 

むしろそれほどまでに打ちのめされるような

挫折経験のある人は人間力が高く、

それだけでとても素晴らしいことなのです

 

逆に、挫折経験がない方がヤバい、

という記事を以前執筆しました

akutsunaoki.hatenablog.com

 

挫折を恐れず、挫折してしまった時も恐れず、

常に挑戦し続けるような人間であたいものです

就活の面接で好印象を与える挫折の乗り越え方の伝え方【準備が全て】

就活の面接で好印象を与える挫折の乗り越え方の伝え方

就活の面接で過去の挫折経験について聞かれることはよくありますよね。

挫折経験のエピソードは用意していて上手に話せたけど、

挫折をどう乗り越えたかについて聞かれて説明に困った…

ということはありませんか?

 

実は挫折の乗り越え方については、伝え方にポイントがあります

 

今回はその点について記事にしてみようと思います

 

もし、挫折経験そのものがない、という方は、

こちらの記事が参考になるかもしれません

akutsunaoki.hatenablog.com

 

就活の面接で好印象を与える挫折の乗り越え方の伝え方

これは就活の面接に限ったことではなく、

どのような場面のコミュニケーションでも

普遍的に言えることなのですが、

何か伝えたいことがある場合、大事なのは

 

  • 伝える内容の準備
  • 伝え方の作戦立て

 

という、実際に話す前の段階での準備です

 

実際にどのような準備が必要なのか、説明していきます

 

面接官は挫折の乗り越え方から何を知りたいのか

まず、面接でのコミュニケーション相手である面接官が、

挫折の乗り越え方についての質問通して何を聞きたいのか、

ということを知っておく必要があります

 

コミュニケーションは相手に伝わったものが全てです

 

面接では一方的に就活生が何かを喋るのではなく、

面接官からの質問に対して答える形式が一般的ですが、

面接官が知りたいこととズレたことを喋っていては、

通る面接も通らなくなってしまいます

 

ですから、予めよくある質問の意図は把握しておくべきです

 

それでは、挫折の乗り越え方についての質問で、

面接官は何を知りたいのでしょうか

 

それはもちろん企業により細かい差はあれど、

基本的には、

 

  • 再現性のある問題解決能力
  • 挫折を経験した際のマインドの持ち方
  • 自分で成長していけるのか

 

に集約されるはずです

 

就職して働き始めると壁にぶつかり失敗することは、

特に新人時代には頻繁にあるはずです

 

新卒が上司よりも仕事が出来ないのは当たり前ですが、

そんな中で新卒に求められる重要な要素は、成長速度です

 

この人は自分で成長できるのか?ということの証拠を、

面接官は再現性のある能力とマインドから探っていくのです

 

面接官が知りたい内容に合わせてエピソードを用意する

面接官が知りたい内容を把握できたら、

次はいよいよ喋る内容を用意します

 

手順としては、抽象→具体→抽象の繰り返しです

 

  • 再現性のある問題解決能力
  • 挫折を経験した際のマインドの持ち方
  • 自分で成長していけるのか

 

という抽象的な内容を踏まえたら、

次にそれらに対応する具体的なエピソードを洗い出し、

それらをもう一度抽象化するのです

 

どういうことか解説します

 

ここでは、

「フランス語を勉強したことはないが、

興味があったのでいきなりフランス語圏に留学し、

現地で学校に通いながら自学自習して

フランス語習得を目指した

しかし、あまりに基礎知識がなさすぎて、

教えられている内容を把握すること自体が

出来なかった」

という挫折経験を例にあげます

 

流れとしては、

 

抽象:

再現性のある問題解決能力を示したい

 

具体:

フランス語を学ぶためには、

実際に授業で使われる文法や単語、発音を押さえ、

まずは授業内容を理解できるようにすることが最優先

その上で学んだことを順番に身につけていくことにした

 

抽象:

目的が何なのかを明確にし、そのために必要な道筋を設定する

その上で実際に何をするのか、という具体的な内容に

アクションを落とし込むことで、最速で挫折を乗り越える

 

のような感じです

 

具体的にしっかりと乗り越える力を示した経験と、

その能力が他に活かせる普遍的な内容であることを

示せるようになると良いですね

 

どんな印象を与えたいかに合わせてストーリーを練る

さあ、話す内容を決めたらあとはどう話すか、です

 

話し方というのはとても大切で、

小手先のテクニックを身に付けることにも大きな意味があります

 

ただ、それよりもまず話す内容の順番の方が

インパクトが大きく、大切です

 

テクニックはそのあとに身につければよいのです

 

最初に、話す内容の順番を決めてストーリーを作りましょう

それから強調したいポイントを決めて、

最も効果的な位置に配置しましょう

 

その後にようやく語調や身振り手振り、間などの、

テクニックへと手を伸ばしていくのです

 

具体的なストーリー構成方法については、

また記事にしようと思います

 

自己分析や業界・企業研究よりも大切なこと

助けを求めてこの記事にまで辿り着くような

真面目な就活生の皆さんは、

きっと自己分析、業界研究、企業研究など、

精力的にこなしていることでしょう

 

ただ、どれだけ自分や相手の組織のことを知っても、

あなたの魅力を伝える相手は面接官という一人の人間です

 

予めの準備として面接官のペルソナを設定し、

何を知りたいのか、どう伝えると響くのか、

しっかりと仮説を立てることが大切です

 

そしてそれ以上に大切なのは、

実際の面接の場において、目の前の面接官を

一人の人間だということをしっかり認識し、

臨機応変に双方向のコミュニケーションを

取ろうと心がけ、またそのやり取りを楽しむことです

 

そうすることで自然とあなたの魅力は伝わり、

面接をよりよい場とすることができ、

結果的に面接を通過することができるでしょう

 

面接の時の心構えについては、

また別の機会に記事を書こうと思います

就活の面接で語る挫折経験がない人のための挫折経験の探し方

就活の面接で語る挫折経験がない人のための挫折経験の探し方

以前、挫折経験がないとヤバい、という内容の記事を書きました

akutsunaoki.hatenablog.com

 

この記事で、僕は挫折経験の定義を

  • 自分の意志で殻を破ってチャレンジした
  • 目的を達成するための努力をした
  • 力及ばず目的が達成できなかった
  • 目的が達成できなかったことに納得していない

を全て満たす経験としています

 

挫折経験をするべきなのは分かったけれども、

もう就活の面接は迫っているし、

今から挫折経験をするのは間に合わない…

という方も多いのではないでしょうか

 

というか、僕自身そうでした

なんとか既に持っているものから掘り下げていくしかないのです

 

今回は、挫折経験をどのように探っていけば良いのか、

とお悩みの方に向けて記事を書いていこうと思います

 

就活の面接で語る挫折経験がない人のための挫折経験の探し方

挫折経験を探すための手順は、次の6ステップです

 

  1. 1年ずつ遡って自分が挑戦していた時代を探す
  2. その年に憧れていたものを書き出す
  3. 憧れに向けて挑戦した経験を書き出す
  4. 一つの憧れに対して複数の行動をとったものをピックアップ
  5. 複数回の行動はどのように考えて行ったのかを言語化
  6. 複数回の挑戦を通して得たものとその理由の分析

 

この思考手順に沿って頭の中を整理していけば、

きっとあなたの挫折経験も見つかります

 

それでは、1つずつ解説していきます

紙とペンを用意して、一緒に考えていきましょう!

 

1.1年ずつ遡って自分が挑戦していた時代を探す

まず、冒頭に述べた挫折経験の定義からすると、

自分自身が挑戦していた時代はいつか、

ということが挫折経験を探す大きな手がかりとなります

 

ただ、この時点ではまだ具体的なエピソードを

思い出す必要はありません

 

今と比べて挑戦的な性格であったかどうかだけを

考える作業だと思ってください

 

去年、あなたは今年よりも挑戦的でしたか?

一昨年は?高校時代は?中学は?小学校は?

 

今の性格が引っ込み思案だったり妥協的だったとして、

その性格はきっと様々な環境要因や体験によって

変わってきているはずです

 

どれだけ元々大人しい性格であったとしても、

子供の時には少なくとも、

今よりは何にでも興味を示していませんでしたか?

 

今よりも少しだけ好奇心旺盛だったり

挑戦的だったりする時代を見つけたら、

次のステップに移りましょう

 

2.その年に憧れていたものを書き出す

目的や目標、つまりは憧れがあるからこそ挑戦するのです

 

ただ、いきなり挫折経験に繋がった経験を思い出そうとしても、

そういった思い出は若干トラウマ的に封印されていることがあり、

思い出すことが出来ない場合があります

 

ですから、まずはその挑戦の大元となる「憧れ」を思い出すのです

 

「ギャグ漫画日和を読んで増田こうすけに憧れた」

ポルノグラフィティがかっこいいと思ってた」

「筋肉隆々な身体に憧れた」

「ケーキ屋さんになりたかった」

 

など、どんな些細なことでもかまいません

 

当時、あなたはどんな夢や憧れを語っていましたか?

 

思いつく限り沢山出してみましょう

 

この過程で芋づる式にその時代の前後の憧れについても

思い出すこともあるかもしれません

 

そんな時は、一つの時代での憧れだ、と拘らず、

書けるだけとりあえず書き出してしまいましょう

 

目安として、10個は出せるといいですね

そこまで出来たら、次のステップへ進んでください

 

3.憧れに向けて挑戦した経験を書き出す

憧れへの挑戦が、挫折経験に繋がる手前の段階です

つまり、ここでどれだけ解像度高く思い出せるかが、

挫折経験としての内容の濃さを決定付けます

 

「原稿用紙とインクとGペンを買って投稿用漫画を描こうとした」

 

といった軽い内容で止めてもよいですが、できれば

 

「少年ジャンプのホームページや手塚治虫の漫画の描き方の本を読み、

漫画には専用の原稿用紙の規格や専用の筆記用具が必要と知った

自分の憧れへの挑戦は自分のお金で行いたかったので、

お小遣いを握り締めて文房具屋に走り、必要なものを買い揃えた

いざ描き始めようと思っても描きたいものがあるわけではないので

ストーリーも何も思い浮かばず、まずはペンに慣れる練習をした

最終的に絵よりもストーリーが大事だと悟り、

ストーリーやプロットの立て方についての本を買って勉強した

それを元に夏休みの自由研究として一本漫画を描いた」

 

など、極力具体的に書けるとその後が楽になります

 

逆に、具体的に書けないものは省いても良いかもしれません

 

書く内容としては、

  • 行動を決めるきっかけと心理
  • 行動の具体的な内容

が含まれているとよいです

 

この2つの要素はループ構造になっていて、

行動がその次の行動のきっかけとなっていることが多いです

上の例でもそうなっていますね

 

出来るだけ沢山、そして複数の挑戦を書けるとよいです

 

4.一つの憧れに対して複数の行動をとったものをピックアップ

ステップ3で書き出した挑戦内容のうち、

時系列を追って複数の行動をとったものをピックアップします

 

特に複数の行動が連続しておらず、

時間が空いて挑戦している場合は、

良質な挫折経験を見つけられる可能性が高いです

 

5.複数回の行動はどのように考えて行ったのかを言語化

ステップ4で断続的に一つのことにアクションを

行っている経験を見つけられたら、

それを挫折経験にすることが出来ます

 

あとは、その断続的な行動の直前・最中・直後・間で、

どのように考えていたのか、

ということを言語化していくことができたら、

もはや挫折経験が出来たも同然です

 

最初に挙げた定義にのっとると、

  • 自分の意志で殻を破ってチャレンジした(憧れへの挑戦)
  • 目的を達成するための努力をした(どう考えて行動したか)
  • 力及ばず目的が達成できなかった(上手くいかず、複数回行動)
  • 目的が達成できなかったことに納得していない(断続的に複数回挑戦)

見事、全ての条件を満たしています

 

この時点で挫折経験自体は見つけることは出来たはずですが、

就活の面接では、その挫折経験から何を得たのか、

ということが大切になります

 

次のステップへ移りましょう

 

6.複数回の挑戦を通して得たものとその理由の分析

複数回の挑戦を通して、

あなたは必ず毎回成長していっているはずです

 

前上手くいかなかった理由はきっとこれで、

でも今度はこれを改善したから上手くいった

そこで身に付けたスキルは別のことにも活かせた

 

など、どのような成長をしたのか、

そして何故成長に繋げられたのか

 

それらの分析をすることで、

挫折を乗り越える力とそこで上がった人間力

面接官に伝えることが出来ます

 

同じ分野への挑戦に拘らなくていい!

ここまでの6ステップで、就活の面接で語れるような

挫折経験を用意することが出来たのではないでしょうか

 

もし上手くいかなかった場合は個別で相談に乗りますので、

TwitterのDMでご連絡ください

 

ここからは、それぞれのエピソードに合わせて深堀りをしていき、

よりブラッシュアップしていく作業になります

 

そして、ここで考えておくとよいことは、

同じ分野への挑戦に限定して一つのエピソードを書く必要はない、

ということです

 

どういうことかと言いますと、

一つの挑戦で得た学びを抽象化して他の分野への挑戦に使った、

というエピソードを作ることが出来ると、

再現性のある成長の仕方を出来る人間だ、

というアピールに繋がるということです

 

そしてこれは小手先の就活の面接突破法ではなく、

自分の人生を通して身につけてきたスキルを見つける作業でもあり、

自信を持ってこれからの人生を過ごし、挑戦するための、

精神的なバックボーンとなるべきものです

 

もしこの記事を通して少しでも皆さんの人生を支えることに

繋がったのだとしたら、それほど嬉しいことはありません